- オンライン英会話は毎日受けないと効果がないのか知りたい
- 週1〜2回でも伸びるなら、そのほうが続けやすい
- 毎日やってみたけど、正直きつくなってきた
- 毎日受けるなら、どのサービスが向いているのか迷っている
「オンライン英会話は毎日やらないと意味がない」とよく言われますが、本当にそうなのでしょうか。
僕は英会話講師を10年やりながら、自分でもオンライン英会話を3社で500回以上受けてきました。教える側と受ける側の両方から、毎日組と週1組を見てきた立場です。
ケイト毎日と週1回の差って、教える側からはっきり見えるものなの?
先に答えを言うと、毎日と週1の差は「時間の合計」ではなく「前回とのつながり」で決まります。
そして毎日はきついもので、疲れて何も話したくない日も、話題が尽きた日も僕自身にありました。その日をどう受けたかも、この記事では隠さず書きます。



「毎日やれ」って言うだけなら誰でもできる。
問題は、毎日がきつくなった日にどうするかや。
- 毎日の生徒と週1の生徒で、講師から見て何が違うか
- 毎日10分・毎日30分・週3回、それぞれどこまで効果があるか
- 気力がない日とネタ切れの日の受け方
- 毎日受けるなら3社のどれが向くか
毎日受ける生徒と週1回の生徒で効果はここが違う|講師から見た3つの差


同じ教材、同じ講師、同じ25分を受けていても、半年後に差がつくのは、レッスンとレッスンの「間」で起きていることが違うからです。
講師から見えるその違いを、毎日組・週1組・毎日でも伸びない人の3つに分けて書きます。



毎日の生徒さんは、レッスンの入り方でわかるの。
前回の続きから話し始めるから。
前回直された言い方を次のレッスンで使ってくる
毎日受けている生徒さんを見ていて、一番はっきり分かる特徴がこれです。
前日のレッスンで「I go to Kyoto yesterday」を「I went」と直したとします。翌日には別の話題の中で自然に「I went」が出てくる。本人は意識していないことが多いのですが、講師側にははっきり見える。
前回の内容を踏まえたうえで新しいことを吸収していて、毎日組の伸び方は、この積み重ねが途切れないことにあります。
もう1つ、「昨日話した映画、結局見ました」のように、前回の話題の続きから自分で始める生徒さんも多いです。
レッスンの入り口を自分で作れるようになると、25分がまるごと会話に使える。



直されたとこを次の日に使う。
これができてる時点で、もう伸びる側におる。
週1回の生徒は毎回「久しぶり」から始まる
一方、週1回の生徒さんだと、レッスン前半が「思い出す時間」になります。
前回何を話したか、どこを直されたかは、1週間空くと本人も講師も覚えていません。
毎回リセットに近い状態からのスタートになるので、25分のうち、実際に前へ進んでいるのは後半の10分ほど、というのが僕の感覚。
| 見える違い | 毎日 | 週1〜2回 |
|---|---|---|
| レッスンの入り方 | 前回の続きから | 近況報告から |
| 前回直された表現 | 翌日に使ってくる | 覚えていない |
| 25分の中身 | ほぼ全部が会話 | 前半は思い出す時間 |
| 半年後 | 積み上がる | 同じ場所を往復 |
※講師として200名以上を見てきた感覚です。個人差はあります。
週1回が悪いわけではなく、忙しい時期に「落とさない」ために使うなら、むしろ賢い受け方です。
ただ、直された表現が定着する前に次の週が来てしまうので、週1回で「伸ばす」のは難しいのが正直なところです。
毎日受けているのに伸びない人は自己紹介で終わっている
毎日受けていれば必ず伸びるとも言い切れません。講師が毎回変わるサービスで起きやすいのが、毎回の自己紹介に10分使ってしまうパターン。
名前、仕事、趣味、なぜ英語を勉強しているかを毎日ゼロから話していると、残りは15分しかありません。しかも自己紹介は毎日同じ内容なので、新しい表現がまったく増えないのです。



自己紹介が長い生徒さんは、実は緊張しているのね。
短く決めておくと、その分だけ本題に入れるよ。
対策は簡単で、自己紹介を30秒に固めておくことです。
「Hi, I’m Sasabo. I teach English in Japan. Let’s start.」で十分なので、そこで浮いた10分を前回の続きに回してください。
毎日10分と毎日30分と週3回で効果はどう変わるか


「毎日」と言っても、10分なのか30分なのかで悩む人が多く、検索でもこの3つの比較がよく聞かれています。
講師としての答えを先に書くと、優先順位は「間隔」→「回数」→「1回の長さ」の順です。



1回を長くするより、間を空けへんほうが効く。
教えてても、自分で受けてても同じやった。
毎日10分でも効果はあるか
効果はありますが、それは「伸ばす」というより「落とさない」ための効果だと思ってください。
10分あれば、前日に直された表現を1つ使い、今日あったことを2〜3文で話せます。
それだけで前回とのつながりが切れず、翌日が30分になったとき、その30分をまるごと前進に使えるわけです。



10分でも「昨日の続き」で入れるなら十分や。
空けるほうがよっぽど痛い。
逆に、10分すら空けてしまう日が3日続くと、次のレッスンは「久しぶり」に戻ってしまいます。10分の価値は話した量ではなく、間隔を空けないことにある。
ネイティブキャンプなら1レッスンを5分に設定できるので、10分は「5分を2回」でも作れます。
毎日30分を3ヵ月続けると何が変わるか
毎日30分を3ヵ月続けた生徒さんに共通して起きるのが、レッスン前に日本語で組み立てる時間が要らなくなる変化です。
最初の1ヵ月は、レッスン前に言いたいことを日本語で考え、辞書で調べ、頭の中で組み立ててから受ける人がほとんどです。
3ヵ月目には、講師の顔を見てから話す内容を決められるようになる。



1ヵ月目は「今日何話そう」を日本語で考えてから受けるやろ?
それが要らんくなるのが3ヵ月目や。
準備がゼロでいいという意味ではなく、中身が「日本語で組み立てる」から「前回直された表現を1つ見返す」に変わる、というのが正確です。
話す速さや正確さがどこまで上がるかは個人差が大きく、3ヵ月では断定できないところ。



準備がゼロになるんじゃなくて、軽くなるのね。
その差は生徒さんに伝わりにくいから、ここは大事。
週3回30分と毎日10分ならどちらか
合計時間は週3回30分のほうが長い(90分と70分)のですが、それでも僕は毎日10分を勧めます。理由はここまで書いたとおり間隔で、週3回だと受けない日が4日もあるから。



週3回だと、間の4日でせっかく直したところが抜けちゃうのよね。
ただし条件が1つあり、週3回の人が受けない日にレッスンの内容を振り返っているなら話は別です。
それができる人は週3回でも積み上がっていきますし、その振り返りの中身は次に書きます。
週1回・週3回・毎日で半年後に「何時間話したことになるか」は、ネイティブキャンプを毎日2回受けた記事に表を載せているので、そちらをどうぞ。
受けた翌日に前回の表現を1つ見返す
毎日でも週3回でも、伸びる人が必ずやっている復習が1つあります。前回のレッスンで直された表現を、次のレッスンの前に1つだけ見返すこと。
全部ではなく1つだけ、ノートに書いた文を声に出して1回読むだけで、次のレッスンでその表現が口から出てきます。
これが「前回を踏まえて吸収する」の正体で、時間にして1分もかからない。



1つだけなら、忙しい人でも続くね。
全部やろうとして続かない人のほうが多いの。
習った内容を振り返らない人は、毎日受けても週3回でも習得は難しい。200名以上を教えてきて、これは例外をほとんど見ていません。



ノート開いて1文読むだけやから、電車の中でもできる。
これを「復習」って呼ぶのが大げさなくらいや。
毎日はきつい|気力がない日とネタ切れの日の受け方


ここからが本音で、毎日受けるのははっきり言ってきついものです。
僕自身、毎日2回を半年続けた時期に、しんどくて画面を開きたくない夜も、話題が何も浮かばない夜もありました。
その夜をどう越えるかが、毎日組に残れるかどうかの分かれ目でした。



気力ゼロの日に25分は無理や。
けど5分なら、歯磨きと同じ感覚で受けられる。
仕事終わりに気力が残っていない日は5分でいい
僕がやっていたのは、ちょっとでもいいから受ける、これだけです。
25分受けるつもりで構えるから重くなるので、「今日は5分」と決めて入ります。今日あったことを3文だけ話して終わっても、前回とのつながりは切れない。



疲れている日の生徒さんは、こっちからもすぐ分かるの。
そういう日は教材を進めずに雑談で終えることが多いよ。それで十分。
どうしても寝そうなときは休んでもよくて、眠気と戦いながら受けた25分より、翌日の10分のほうが残ります。
ネタ切れの日は前回の続きとたわいもない話でいい
毎日受けていると、「今日は何も話すことがない」というネタ切れの日が必ず来ます。
まず知っておいてほしいのは、ネタ切れは毎日受けている人にしか来ないということです。
週1回の人は1週間分の出来事があるので、話題が尽きることはまずなく、ネタ切れした時点ですでに毎日組だと言っていい。



「今日は話すことがない」って正直に言ってくれたら、こっちから質問するから大丈夫。
それも会話の練習になるの。
その日は、「昨日の話の続きだけど」と切り出すか、今日の昼に何を食べたかを話していました。中身はどうでもいい話でも、それだけで25分は埋まるもの。
教材を使うより、フリートークでネタ切れを越えた日のほうが、あとまで残っている表現が多かったです。
| その日の状態 | 受け方 | 目安 |
|---|---|---|
| 疲れて気力がない | 今日の出来事を3文 | 5分 |
| 話すネタが尽きた | 昨日の話の続きから | 10〜25分 |
| 眠気に勝てない | 休んで翌日に受ける | 0分 |
休むなら1日までと決めておく
休んでもいいと書きましたが、休み方には2日続けて休まないというルールを1つだけ置いてほしいのです。
1日空いても翌日のレッスンは「昨日の続き」で入れますが、2日空くと、週1組と同じ「思い出す時間」が前半に発生します。



1日空くのと2日空くのって、そんなに違うの?
絶対ではありませんが、空ける日が増えるほど戻ってくる確率は下がるというのが講師としての実感です。
運動と同じで、ダイエットを決めた人がサボった日を境に来なくなるのと同じ仕組み。
だから休むなら1日だけにして、翌日は5分でいいから受けるようにすれば、それだけで「毎日」は続きます。



完璧な毎日やのうて、2日空けへん毎日でええ。
それなら仕事しながらでもいける。
毎日受けるならどこがおすすめ|DMM英会話・レアジョブ・ネイティブキャンプ


毎日受けると決めたなら、サービスの選び方も「毎日」基準に変わります。
3社で500回以上受けたうえで、「受けなかった日に何が起きるか」「毎日続けるうえで何が邪魔になるか」だけに絞って見ていきます。
| 項目 | DMM 英会話 | レア ジョブ | ネイティブ キャンプ |
|---|---|---|---|
| 月額 | 6,980円 | 7,980円 | 7,480円 |
| 1日の回数 | 1回 (2回・4回 プランあり) | 1回 (月8回 プランあり) | 無制限 |
| 受けなかった日 | 1回分が消える | 1回分が消える | 損なし |
| 予約の締切 | 開始15分前 | 開始5分前 | 予約不要 |
| 1回の長さ | 25分 | 25分 | 1〜25分 |
| 無料体験 | 7日間 | 7日間 | 7日間 |
週3回しか受けなくても毎日プランは元が取れる
毎日プランで一番気になるのが、受けなかった日の1回分が消えることです。DMM英会話もレアジョブも、その日のレッスンは翌日に持ち越せません。
だから「毎日は無理そうだし、月8回プランにしておこう」と考える人が多いのですが、1回あたりの金額を計算すると逆になります。
| 月に受けた 回数 | DMM 毎日1回 | レアジョブ 毎日25分 | ネイティブ キャンプ |
|---|---|---|---|
| 8回 | 873円 | 998円 | 935円 |
| 13回 (週3回) | 537円 | 614円 | 575円 |
| 20回 | 349円 | 399円 | 374円 |
| 30回 (毎日) | 233円 | 266円 | 249円 |
| 60回 (毎日2回) | - | - | 125円 |
※月額÷受けた回数(税込)。月8回プランは1回あたりDMM英会話610円・レアジョブ623円。
週3回(月13回)しか受けられなくても、毎日プランのほうが1回あたりは安い。月8回プランが得になるのは、本当に月8回以下しか受けないときだけです。
つまり「毎日は無理かも」と思っていても、選ぶのは毎日プランでいい。受けなかった日の損は、週3回のペースで取り返せています。



月8回プランは「安い」んやなくて「回数が少ない」だけや。
週3でも毎日プランのほうが得やで。
1日1回を固定したいならDMM英会話
毎日1回・25分を決まった時間に受けたい人には、DMM英会話が合います。
予約制なので「今日は21時」と決めれば、その時間に講師が待っていることになります。予約は開始15分前までできるので、帰宅してから今日の分を取ることも可能です。
ただ、僕が毎日受けていた時期は、夜は人気講師の枠が埋まっていて、違う講師になりがちでした。講師が毎回変わると、先に書いた「自己紹介で10分消える」が起きやすい。



夜の人気講師は取り合いになるのよね。
固定したいなら、朝か昼の枠のほうが空いてるよ。
夜しか無理なら、お気に入り講師を3人ほど決めておいて、空いている人を回すほうが現実的です。
教材がレベル別に整っているので、話題が尽きた日に教材で1回分を作りやすいのも利点になります。
\毎日1回を予約で固定する/
※7日間以内の休会で費用ゼロ
毎日が無理な月は月8回に落とせるレアジョブ
レアジョブには毎日25分プラン(7,980円)と月8回プラン(4,980円)があり、入会2ヵ月目以降はプランを変更できます。
繁忙期に「今月は本当に月8回も受けられない」と分かったとき、月8回に落として続けられる。やめるのではなく落とすという選択肢は、毎日組が長く続けるうえで大きい要素です。



「落とす」を用意しておくと、やめる理由がなくなるのよね。
ゼロにするより、8回に減らすほうがずっと楽。
月8回プランの未消化分は翌月に持ち越せるので、落とした月に損が出ることもありません。
もう1つ、予約はレッスン開始5分前までできます。「今日は受けるか迷う」きつい夜でも、決めてから5分後には始められる。
逆にキャンセルは30分前までなので、迷う日は先に予約せず、決まってから取るほうが向いています。
\毎日と月8回を行き来できる/
※7日間の無料トライアルあり
きつい日に5分で済ませたいならネイティブキャンプ
気力がない日に5分だけ、ネタ切れの日に昨日の続きだけという受け方があります。これができるのは、1レッスンを1〜25分で選べて予約もいらないネイティブキャンプだけです。
受けなかった日の損もありません。毎日プランではなく「回数無制限」なので、休んだ日に1回分が消える感じがないのは、気持ちの面で大きい。



「今日は休む」と「今日は25分」の間に、「今日は5分」が入るのよね。
その選択肢が1つあるだけで続き方が変わる。
弱点は講師の固定がしにくいこと。予約が要らない代わりに、その時間に空いている講師から選ぶ形になります。どうしても固定したいなら予約レッスンになり、別途コインが必要です。
僕が半年毎日続けられたのも、「5分でも1回に数えられる」仕組みが大きかったと感じています。
毎日を「続ける」ことを最優先にするなら、選ぶのはここです。
\5分でも1回に数えられる/
※7日間以内の解約で費用ゼロ



毎日1回きっちりならDMM、5分でも毎日ならネイティブキャンプ。
自分がどっちの性格かで決めたらええ。
「そもそも全く話せない」段階の人は毎日より先に決めることがあり、その選び方は全く話せない人向けの3社比較で書いています。
講師が半年毎日受けた結果と今も毎日学んでいる理由


最後に、教える側ではなく受ける側として、僕自身の毎日の話を短く。
毎日2回を半年続けて変わったこと
講師になってからも学ぶ側は続けていて、2024年の春からの半年は、ネイティブキャンプで毎日2回を受けました。
変わったのは、会話の反応の速さと、レッスンを始める前の緊張。変わらなかったのは、聞き取れても短い文で返してしまう癖でした。
半年の経過と、伸びなかった部分の理由はこちらにまとめています。


今スペイン語を毎日習って分かった「毎日でちょうど」
今、僕はスペイン語を毎日習っていて、英語を教える立場で「毎日がいい」と言い続けてきた自分を、生徒の側から試しています。
ゼロから始めてみると、毎日でちょうどいいという感覚がはっきりあります。



学ぶ側に戻ると、生徒さんの気持ちがよくわかるよね。
「昨日の続き」から入れるのは、毎日の特権だと思う。
正直に言えば、超がつく天才を除いて、話す量を増やさずに話せるようになった生徒さんに僕は会ったことがありません。だから自分のスペイン語も、迷わず毎日。
オンライン英会話を毎日受ける人のよくある質問


毎日の効果は時間の合計ではなく間隔で決まる


- 毎日と週1の差は、前回とのつながりが切れるかどうか。週1回だと前半が思い出す時間になり、毎日なら昨日の続きから入れる
- 毎日10分は「落とさない」ために効き、毎日30分を3ヵ月続ければ日本語で組み立ててから受ける段階を抜けられる
- 週3回にするなら、受けない日に前回の表現を1つ見返すのが条件
- きつい日は5分でいい。2日続けて休まなければ毎日は続く
- 続けやすいのは受けなかった日の損がないネイティブキャンプ、予約の強制力がほしいならDMM英会話



7日間の無料体験で、「昨日の続き」から入る感覚を1回味わってみ。
それが分かったら、あとは間を空けへんだけや。
\7日間、まず間を空けずに受けてみる/
※7日間以内の解約で費用ゼロ
まだサービスを決めていない人は、全く話せない段階からの選び方をこちらで比べています。






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