- 旅行の英語は何から始める?
- 出発まで時間があまりない
- 本やアプリはどれを使えばいい?
海外旅行が決まって英語を勉強しようと思っても、アプリに本、英会話と選択肢が多すぎて手が止まりますよね。
僕は英会話講師を10年やっていて、旅行に行く生徒さんに英語を教えてきました。自分もTOEIC640点くらいで行った卒業旅行で、道を聞いても全然通じなかった一人です。
先に答えを書くと、旅行の英語は「場面のフレーズを覚える → 声に出す → 人に言ってみる」の順番で勉強します。
| 勉強のしかた | 身につくこと | 使う順番 |
|---|---|---|
| フレーズ本・アプリ | 場面ごとの言い方 | 1番目 |
| 声に出す3つの練習 | 口と耳が英語に慣れる | 2番目 |
| オンライン英会話 | 人に向かって言える | 3番目 |
ゴールはペラペラではなく、注文やチェックインのような決まったやり取りが口から出るところ。そこまでなら、出発までの時間に合わせて間に合わせられます。
ササボー勉強のしかたに正解を探すより、順番を守るほうが早いで。
生徒さんに教えるときも、この順番でやってる。
- 講師が旅行の生徒さんに教える勉強の順番
- 出発まで1週間・1ヵ月・3ヵ月でやること
- 講師が使っている本と、生徒さんに勧めているアプリ
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海外旅行の英語勉強は「フレーズ→声に出す→人に言う」の順番


旅行の英語で困るのは、文法を知らないからではなく、その場で言葉が出てこないからです。だから勉強も、口から出すところをゴールに組み立てます。



知っている英語と、口から出る英語は別物なのよ。
その間を埋めるのが、この3つの順番ね。
最初は使う場面のフレーズを覚える
旅行に行く生徒さんに、僕が最初に教えるのはそれぞれの場面で使いそうなフレーズです。
空港・ホテル・レストラン・お店と、行き先でやることを先に書き出して、その場面の言い方だけを覚えてもらいます。
卒業旅行のとき、僕は「習ってる英語で大丈夫やろ」と思って、話す準備をほとんどしていませんでした。行ってみたら、空港でもホテルでもお店でもレストランでも、英語を使う場面がありました。



行き先でやることを先に決めたら、覚える量は一気に減るで。
場面ごとの言い方は、こちらの記事にまとめています。


次に声に出して口と耳を慣らす
覚えたフレーズは、目で読むだけでは本番で出てきません。次の段階は、覚えたフレーズを声に出すことです。
これに気づいたのは、TOEICのリスニングを練習していたとき。声に出す練習を始めてから、それが一番の上達の近道だと分かりました。
使ったのは、TOEICの公式問題集のスクリプトです。最初はスクリプトを見ながら毎日声に出して、慣れてきたらスクリプトを見ずに練習しました。



自分で声に出せる英語は、聞いても分かるのよ。
だから、声に出す練習は聞き取りの練習にもなるわ。
聞き取れるようになったと感じたのは、自分の口からも英語がわりとスムーズに出てくるようになったときでした。
旅先で店員さんに言われた言葉も、自分で言ったことのある言い回しなら聞き取りやすくなります。
最後に人に向かって言ってみる
一人で声に出せるようになったら、最後は人に向かって言ってみます。相手がいると、返ってくる言葉にどう答えるかの練習もできるからです。
僕は卒業旅行のあと、次の旅行の前に、TOEICの練習と並行してオンライン英会話を始めました。最初に使ったのはhanasoで、旅行の場面もフリートークも教材も全部です。



講師になってからは、DMM英会話・ネイティブキャンプ・レアジョブも受けた。
3社で500回以上になったで。
オンライン英会話で僕が一番悔しかったのは、聞き取れても口から出るのが「Yes」だけだったこと。人と話してみて、自分の穴が見えました。
hanasoを始めたあとに行ったドイツ・オーストリア・チェコでは、卒業旅行のときより自信を持って話せたのが、前回との違いです。
出発まで1週間・1ヵ月・3ヵ月で変わる勉強のやり方


順番は同じでも、出発までの時間でどこに力を入れるかは変わります。生徒さんにも、残りの時間を聞いてから勧めることを変えています。
| 出発まで | やること |
|---|---|
| 1週間 | フレーズを3〜5個に絞る |
| 1ヵ月 | 声出し+オンライン英会話 |
| 3ヵ月 | 中学英語の見直しから |



時間が短い人ほど、覚える数を減らすのが大事。
全部に手を出すと、どれも中途半端になるわ。
1週間ならフレーズを3〜5個に絞る
1週間しかない人には、場面ごとにフレーズを3〜5個に絞って、スマホに入れておくように伝えています。
僕自身も、フレーズを場面ごとに数個に絞ってスマホに入れておくと、旅先で気持ちが楽でした。言葉が出ないときは、画面や紙に書いた文を見せれば伝わります。
絞るときの目安は、その場面で自分が言う側に回る一言。聞かれる側の答えは、単語だけでも通じることが多いからです。
- 場面ごとのフレーズ3〜5個
- 泊まるホテルの名前と住所
- 聞き取れないときの一言「Sorry?」
ロンドンで道に迷ったときは、紙に書いた住所をタクシーの運転手さんに見せて、ホテルに着けました。言えない言葉は、見せれば足ります。
1ヵ月なら声出しとオンライン英会話を足す
1ヵ月あれば、覚えたフレーズを声に出す練習と、オンライン英会話で実際に言ってみることまで進めます。
フレーズを覚える、声に出す、人に言うの3つを、順番に全部進められる長さです。



1ヵ月あったら、講師に空港の係員役を頼んで練習できる。
本番の前に一回言うとくと、気持ちが楽になるで。
3ヵ月なら中学英語の見直しから始める
3ヵ月ある人には、中学英語の見直しから始めてもらいます。
be動詞や疑問詞の使い方が頭に入っていると、フレーズの一部を入れ替えて自分の言いたいことに作り変えられます。見直しが済んだら、1ヵ月のやり方に進んでください。
旅行で使う英語がどのくらいの量かは、こちらの記事で詳しく書いています。


講師が使っている本と生徒に勧めているアプリ


本とアプリは、1番目の「フレーズを覚える」で使う道具です。ここでは、僕が実際に使っているものと、生徒さんに勧めているものだけを書きます。
ケイトにもらった「こあらの学校」の本
僕が今フレーズの勉強に使っているのは、同じ講師仲間のケイトにもらった、「こあらの学校」の本です。



この3冊は、私がササボーに渡したのよ。
今もフレーズの勉強に使ってくれてるみたいね。
僕は3冊とも、全部のページを声に出して読んでいます。
生徒さんには、本は特に指定していません。本屋で中を見て、開きたくなる1冊を選んでください。
生徒に勧めているアプリはDuolingo
アプリで生徒さんに勧めているのは、Duolingoです。僕自身も、スペイン語と英語の練習に使っています。
公式サイトには「楽しく無料で効果的」とあり、短いレッスンでリスニングやスピーキングも練習できます。スマホで空いた時間に開けるので、1週間しかない人でも使えます。
僕は毎日使っていて、一番ええと思うのは全部を発音してくれるところ。どう読むのかを耳で確かめられるので、声に出す練習にそのままつながります。
独学だけで話せるのは語学が好きな人
本やアプリの独学だけで旅行で話せるようになるのは、語学そのものが好きな人です。
本とアプリで身につくのは、1番目の「フレーズを覚える」まで。声に出して人に言う段階は、相手がいて初めて練習できます。



遠回りも経験やから、色々やってみたらええねん。
合わへんかったら、次を試したらええ。
声に出す練習は音読・リピート・シャドーイングの3つ


声に出す練習には、音読・リピート・シャドーイングの3つがあります。僕はTOEICのリスニングを練習していたころ、3つとも使っていました。
| 練習 | やり方 | 向いている時期 |
|---|---|---|
| 音読 | 英文を見ながら読む | 覚えたて |
| リピート | 1文ずつ止めてまねる | 音に慣れてきたら |
| シャドーイング | すぐ後を追って言う | 口が回るようになったら |
音読は英文を見ながら読む
音読は、覚えたいフレーズの英文を見ながら声に出して読む練習です。3つの中で一番始めやすく、フレーズを覚えたばかりの時期に向いています。
僕もTOEICの公式問題集では、スクリプトを見ながらの音読から始めました。
読むときは、旅先で自分が言う場面を思い浮かべながら。店員さんに向かって言うつもりで読むと、本番の口の動きに近づきます。
リピートは1文ずつ止めてまねる
リピートは、音声を1文ずつ止めて、聞いたとおりにまねして言う練習です。音声つきの本やアプリなら、そのまま使えます。
文字を見ずに耳だけでまねるので、音のつながりや強弱がそのまま口に入ります。音読に慣れてスクリプトを見なくても言えるようになったら、リピートに進む合図です。



最初はゆっくりの音声で大丈夫よ。
まねできた音は、聞いても分かるようになるわ。
シャドーイングは音声のすぐ後を追う
シャドーイングは、音声を止めずに、少し遅れて追いかけるように言う練習です。3つの中で一番難しいので、音読とリピートに慣れてから入ります。
声に出す練習ができるようになったら、今日あったことを英語で3文だけ独り言で言ってみるのもおすすめ。生徒さんにも勧めている練習です。
旅行英語の仕上げにオンライン英会話を使う


3番目の「人に言ってみる」は、一人では練習できません。旅行の前に人に向かって言える場所として、オンライン英会話を使います。



僕は今もネイティブキャンプの会員や。
毎日2回を半年続けた時期もあった。
ネイティブキャンプには旅行英会話の教材がある
ネイティブキャンプには、「新旅行英会話 基礎」「新旅行英会話 実践」という旅行向けの教材があります。旅先の場面ごとに英語のフレーズを学べる教材です。
3ヵ月ある人の中学英語の見直しには、「新文法 中1(教科書準拠)」も使えます。無料トライアルは7日間で、期間中なら解約できます。



予約しなくても、空いている講師とすぐ話せる「今すぐレッスン」もあるのよ。
ササボーも、講師を選ぶ時間がない日はこれで受けてたわね。
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レッスン前に言いたい一言を1つ決める
レッスンの前に、「今日はこれを言えるようになる」を1つだけ決めてから受けます。決めずに受けると、「受けただけで満足」で終わりやすいからです。
同じ話題を、別の講師にもう一度話すのも僕には効きました。
ほかのサービスとも比べたい人は、旅行英語で比べたこちらの記事を見てください。


海外旅行の英語勉強のよくある質問


海外旅行の英語勉強は場面のフレーズを声に出すところから


- 順番は「フレーズを覚える → 声に出す → 人に言う」
- 声に出せる英語は、聞いても分かるようになる
- 1週間ならフレーズを3〜5個に絞ってスマホに入れる
- 1ヵ月なら声出しとオンライン英会話、3ヵ月なら中学英語から
- 仕上げは、オンライン英会話で人に向かって言ってみる
旅行の英語は、全部を覚えなくても大丈夫です。行き先で自分が言う一言を選んで、声に出すところまでやっておけば、本番で口から出てきます。
今日できることは、行き先でやることを書き出して、場面ごとに言いたい一言を1つずつ決めることです。



覚えたら、声に出して、人に言ってみる。
この順番だけ守ったら、旅行の英語は間に合うで。
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サービス選びから決めたい人は、3社を受けた僕の比較から読んでください。















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