- 英語が話せないまま海外に行くのは危険なのか
- 空港やトラブルの場面でどうなるのか
- 出発前に何を用意すれば安心できるのか
英語が話せないまま海外旅行に行っても、危険にはなりません。英語がほぼゼロの状態で初めて海外に出た僕が言うので、ここは安心してください。
ただ、困った場面は何度かありました。振り返ると、困ったのは準備をしていなかった場面だけでした。
ササボー最初の海外は「Hello」しか言えんかった。それでも、困ったのは、準備してなかった場面だけやった。
この記事では、実際に困った4つの場面と、出発前にやっておく準備、困らない人がやっていることを書きます。
- 英語ができないまま行って困った4つの場面
- 出発前にやる準備とアプリ・保険・WiFi
- 英語ができなくても困らない人がやっていること
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海外旅行は英語が話せなくても行ける【準備だけは必要】


海外旅行で英語ができないこと自体は、危険につながりません。観光地は外国人に慣れていて、単語と指さしで用が足りるからです。
出発前に想像していた不安と、現地で実際に起きたことを並べると、差がはっきりするでしょう。
| 出発前の不安 | 実際に起きたこと |
|---|---|
| 言葉が通じない | 単語と指さしで通じた |
| 入国審査で固まる | 単語だけで通れた |
| トラブルで詰む | 紙とスマホで解決した |
| 迷子で帰れない | 地図を見せて解決した |
| トラブルで一人きり | 周りの人が 助けてくれた |
役立ったのは難しい英語ではなく、短いフレーズで要点を伝える、質問はざっくり理解する、分からなければ聞き返す、この3つの意識です。
「これください」だけで注文は通り、単語だけでも質問の意味は分かり、「もう一度」だけで意思は伝わります。
焦った瞬間はありましたが、間違えても何とかなると分かってからは、恐怖より挑戦する楽しさの方が大きくなりました。



聞き返すなら、Pardon? より Sorry? が今は自然よ。語尾を上げて言うだけでいいの。
英語ができなくても、宿の情報・通信手段・保険の3つを用意しておけば、困る場面は大きく減るでしょう。
英語が話せない海外旅行で困った4つの場面|危険の元は準備不足


英語が絡んで困った場面は、主に4つです。どれも英語が出なかったことより、準備不足と焦りが重なって起きています。
英語が話せず実際に困った4つの場面
レストランでは、注文が通じませんでした。アレルギーがある人なら、特に不安になる場面でしょう。
| 場面 | 足りなかったもの |
|---|---|
| 注文が通じない | 指さすメニューや写真 |
| 早口で返される | 「もう一度」の一言 |
| 行き先を口で言った | 住所を出した画面 |
| 読まずにサインした | 読むための翻訳アプリ |
道を聞いたときは早口で返され、判断を間違えて大きく遠回りしました。
タクシーでは行き先を口で言って困り、サインを求められた紙を読まずにサインしてしまったこともあります。



紙に書いて見せるだけで通じるんは、最初は半信半疑やった。列で固まってた自分に教えたい。
困ったときに助けになったのは、英語ではなく紙とスマホでした。
海外旅行の危険の元は英語力より準備不足
困った場面に共通していたのは、事前に調べていない場面で、英語も出なかったという組み合わせでしょう。
| 準備不足の例 | 起きやすいこと |
|---|---|
| 宿の場所を知らない | 夜に道で迷う |
| 乗り換えが未確認 | 違う電車に乗る |
| オフライン地図がない | 通信が切れて動けない |
| フレーズを知らない | 助けを求められない |
危険を感じる瞬間は、英語が話せないことそのものより「焦り」が大きいです。
入国審査で質問が聞き取れない、レジで後ろに列ができている、周りは分かっているのに自分だけ固まる。



列で焦ったら Just a moment, please. と言ってね。少し待ってもらうのは失礼じゃないわ。
翻訳アプリは会話・メニュー・看板の翻訳、地図アプリは現在地の確認と経路検索、オンライン予約は事前決済で会話を最小限にできます。
英語ができない旅行者の危険度が上がる行動
英語力より、現地での行動の方が危険度を左右します。僕がやってしまった行動と、安全な行動を並べてみましょう。
| やりがちな行動 | 安全な行動 |
|---|---|
| 「Yes」で流す | 聞き返す |
| 行き先を口で言う | 住所を画面で見せる |
| 読まずにサインする | 翻訳アプリで一度読む |
| 困っても人に聞かない | 店員や通行人に聞く |
「Yes」で流すと、追加料金のかかるオプションや違う行き先まで受け入れたことになります。聞き返すのは失礼ではなく、確認の一手間です。
タクシーでは住所を画面で見せれば、聞き間違いで別の場所に着く心配がありません。サインを求められる紙は、翻訳アプリのカメラで一度読んでからペンを持ってください。



「Yes」って言うとけば何とかなると思ってた。分からんときは、聞き返すだけでええ。
現地の人は困っている旅行者に慣れているので、安心してください。一番危ないのは、助けを断る姿勢です。
パリで署名を頼まれて財布を盗られた
英語が話せない旅行者が狙われやすいと言われますが、差がつくのは英語力より手口を知っているかどうかと覚えておいてください。
僕はパリを歩いていたとき、「署名をお願いします」と近づいてきた女性3人組に応じて、財布を盗られました。
| 声かけの手口 | 断り方 |
|---|---|
| 署名を頼んで紙を出す | 「No.」と言って歩く |
| 体を近づけて 話しかける | 距離を取る |
| 複数人で 囲むように来る | 立ち止まらない |
断るのに英語は必要なく、「No.」の一言と、止まらずに歩き続けることで足ります。



言葉やなくて、手口を知らんかったんや。
知ってたら防げた。
パリでのことは、英語が話せない海外一人旅の記事に詳しく書いたので、そちらが参考になるはずです。


英語ができない人が海外旅行前にやる準備とアプリ


準備といっても、やることは3つだけなので安心してください。アプリを入れ、短いフレーズを5つ覚え、保険と通信を確保します。
出発前に入れておく翻訳アプリ3つ
アプリはどれを使うか決めておくだけで、現地で迷いません。3つ入れて場面で使い分けるのが、いちばん楽です。
| アプリ | 使う場面 |
|---|---|
| Google翻訳 | 看板をカメラで読む |
| DeepL | メールや長い文章 |
| Microsoft翻訳 | 会話モードで話す |
3つとも無料なので、気軽に入れてみてください。Google翻訳とMicrosoft翻訳は、言語パックを出発前にダウンロードしておくと、通信が切れても使えます。
テキスト入力は、短いフレーズで入れた方が速く訳せて確実です。音声翻訳は発音が不安でもアプリが認識してくれ、カメラ翻訳はメニューや掲示板の文字をその場で読み取れます。
文章やメールはDeepL、音声や看板はGoogle翻訳と使い分けてみてください。



案内板が読まれへんときは、Google翻訳のカメラが使える。
文字にかざすだけや。
出発前に覚えておく5つの英語フレーズ
覚えるフレーズは5つで十分です。全部中学英語で、声に出して1回ずつ言っておけば本番で出てきます。
| フレーズ | 意味 |
|---|---|
| Excuse me. | すみません |
| How much is this? | いくらですか |
| Where is the station? | 駅はどこですか |
| Could you say that again? | もう一度言って もらえますか |
| Thank you. | ありがとう |
- 空港や駅から宿までの行き方を調べ、乗り換えと料金をメモかアプリで確認する
- 宿の住所と電話番号を現地語でメモする
- 大使館と宿の連絡先、クレジットカードと保険の情報を確認する
- 予約画面・宿の住所・緊急連絡先をスクショで保存する(通信が切れても見られる)
紙に「Where is the station?」と書いて見せるだけでも通じます。声に出せない場面は、書いて見せてください。
5つのフレーズを人相手に言っておきたいなら、講師に空港の係員役を頼めます。7日間あれば、空港とホテルの場面を一度ずつ回すのは簡単です。
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How much is this? は指さしながら言えば、物の名前を知らなくても通じるわ。
場面ごとのフレーズをもっと見たい人は、50選の記事にまとめています。覚えたフレーズを出発までにどう練習するかは、勉強の順番の記事に書きました。




英語ができない人ほど必要な保険とWiFi
英語ができない状態で一番怖いのは、トラブルの説明ができないことでしょう。日本語で相談できる保険と、いつでも調べられる通信があれば、この不安は消えます。
| 保険 | 向いている人 |
|---|---|
| エポスカード付帯保険 | 費用を抑えたい人 |
| 損保ジャパン【off!】 | 補償を選びたい人 |
| AIG海外旅行保険 | 日本語窓口が欲しい人 |
確認するのは、治療費用の上限(目安1,000万円以上)・日本語窓口・キャッシュレス診療の3つです。クレジットカード付帯だけの場合は、補償額を先に見てください。
エポスカードは年会費永年無料で、海外旅行傷害保険は「利用付帯」です。有効になる条件は、出発前に公式で確かめてください。
損保ジャパンのoff!は出発当日も申し込めて、補償を自由に選べます。AIGには24時間365日の日本語窓口と、キャッシュレスの治療手配があります。



クレカの保険は、出発前に補償額を確かめといて。
日本語窓口があるかも大事や。
通信があれば、地図も翻訳も予約も手元で済みます。英語ができない人にとって、WiFiは英語力の代わりと考えてください。
- グローバルWiFi:空港で受け取りと返却ができ、24時間365日のサポートがある
- trifa:eSIMの購入も設定もアプリで完結。24時間365日の日本語チャットサポート付き
- Saily:eSIMなので、スマホだけで通信が完結
保険で「もしも」に備え、WiFiで「いつでも調べられる状態」を作る。この2つを準備しておけば、旅の緊張はかなり軽くなるはずです。



カフェでは What’s the WiFi password? と聞いてね。店員さんは普通に教えてくれるわ。
入国審査で聞かれる4つと答え方、Wi-FiとeSIMの選び方は、それぞれこちらにまとめています。




スリや急病のときに使う英語と現地の緊急番号
旅先で一番あわてるのは、物を盗られたときと体調を崩したときでしょう。言う一文と電話番号を、出発前にスマホのメモに入れておいてください。
| 英語 | 使う場面 |
|---|---|
| Help! | 身の危険を 感じたとき |
| Please call the police. | 警察を 呼んでほしいとき |
| My wallet was stolen. | 財布を 盗られたとき |
| I need a police report. | 盗難の証明が 欲しいとき |
| I need a doctor. | 体調が悪いとき |
| Where is the nearest hospital? | 病院を探すとき |



Help! は本当に危ないときの言葉よ。道を聞くだけなら Excuse me, could you help me? にしてね。
電話番号は国で違います。旅行者が多い地域の番号は、次のとおりです。
| 行き先 | 緊急番号 |
|---|---|
| EU加盟国 | 112 (どの加盟国でも共通) |
| アメリカ・カナダ | 911 |
| 韓国 | 警察は112 救急・消防は119 |
EUの112は、加盟国ならどこからでも無料でかけられます。ほかの国へ行くなら、出発前に外務省の海外安全ホームページで国ごとの番号を確かめておきましょう。
物を盗られたら、保険の請求に使う書類を警察でもらうことになるでしょう。損保ジャパンのoff!は、盗難のときはすぐ警察に連絡し、盗難証明書を取るよう案内しています。
AIGでも、請求書類の1つとして警察の事故証明書が挙がっています。盗まれたその日のうちに警察へ行くのが確実です。
海外旅行で行き先と旅の形を英語力に合わせて選ぶ
英語に自信がないなら、行き先と旅の形を先に決めるだけで、困る場面はかなり減らせます。
僕は行った20ヵ国・地域を、英語なしで旅できるかで★1〜★5に分けました。台湾・韓国は一人旅でも言葉で困らず、フランス・イタリアはツアーで添乗員に頼れたから乗り切れたんです。
| 行きたい国 | おすすめの旅の形 |
|---|---|
| ★1〜★2 (台湾・韓国など) | 一人旅で大丈夫 |
| ★3 | 翻訳アプリで一人旅 |
| ★4〜★5 (フランスなど) | 初めてならツアー |
20ヵ国・地域それぞれの★と、一人旅とツアーの比べ方は、英語が話せない海外一人旅の記事にまとめています。



ツアーは逃げやないで。
初めての国で添乗員に頼れるんは強い。
英語ができなくても困らない人がやっている3つのこと


英語ができなくても困らない人は、英語が上手なわけではありません。やっていることは3つだけなので、今日から真似してみてください。
困ったら先に「助けて」と声をかける
困ったら早めに助けを求める人ほど、旅を楽しんでいます。
空港で迷ったら、「Excuse me, could you help me?」の一言で十分です。
| フレーズ | 意味 |
|---|---|
| Excuse me, could you help me? | すみません、 手伝ってもらえますか |
| Can you show me? | 見せてください |
| I don’t understand. | 分かりません |
助けを求めるコツは、フレーズと見せるものの2つです。地図を見せる、スマホの画面を提示する。



困ったら、先に声を出すことや。
助けを断るほうが危ないで。
英語が不完全でも、地図やスマホの画面を見せながら言えば伝わります。助けを求められないことの方が、英語ができないことより危険です。
知恵袋やネットの失敗談を基準にしない
「英語できない 海外旅行 失敗」で検索すると、不安になる体験談が並びます。ただ、問題なく楽しめた人はわざわざ書き込まないでしょう。
失敗談が目立つのは、トラブル体験は強い感情を伴って投稿されやすく、不安や怒りを含む話ほど拡散されやすいからです。



ネットの怖い体験談は、目立つ一部の声や。
読みすぎんほうがええ。
| 不安が大きい人 | 困らない人 |
|---|---|
| 準備がほとんどない | 出発前に調べている |
| 通信手段がない | WiFiやeSIMがある |
| 保険に入っていない | 日本語窓口の保険 |
| 困っても声をかけない | すぐ助けを求める |
失敗談を書いている人と困らない人では、英語力ではなく前提の準備が違います。準備がある側に回れば、失敗談は自分の話ではなくなるでしょう。



困ったら、Excuse me, can you help me? と声をかけてね。
この一言が、いちばんの準備よ。
完璧な英語でなくても伝わる形で話す
言葉が出なくても、表情・指さし・紙・スマホで意思は伝わります。文にせず、単語だけ言うのも立派な会話です。
| 一言 | 意味 |
|---|---|
| I’m lost. | 道に迷いました |
| Where is this? | ここはどこですか |
| Do you speak Japanese? | 日本語話せる? |
単語は「Station?」「This, please.」のように、名詞に「?」か「please」をつけるだけで文の代わりになります。
| 形 | 例 | 相手に 伝わること |
|---|---|---|
| 名詞+? (語尾を上げる) | Station? | 質問 |
| 名詞+please | This, please. | お願い |
言葉が詰まったら、地図や写真をスマホに出して指さすのが早道でしょう。出発前に行き先の住所と写真を保存しておけば、単語1つと画面で用が済みます。
海外旅行でどの程度の英語力があれば足りるかを3段階に分けたのは、こちらの記事です。


海外旅行で英語ができない人のよくある質問


英語ができなくても準備をすれば海外旅行は怖くない


- 英語ができないこと自体は危険につながらない
- 英語が絡んで困った場面は、準備不足と焦りが重なって起きた
- 翻訳アプリ・5つのフレーズ・保険とWiFiを用意する
- 困ったら先に「助けて」と言う
- 知恵袋の失敗談は準備がない人の話
海外では予定どおりにいかない場面が必ず起きます。そのとき役に立つのは完璧な英語ではなく、状況を伝えようとする姿勢と、手元の準備です。



行く前は英語が話せへん自分に絶望してた。準備だけして行ったら、現地は何とかなった。



探し物は、I’m looking for 〜. で伝えてね。
通じた経験が、次の旅を楽にするわ。
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出発前に一度だけ講師と話しておくなら、どのサービスが合うかを先に比べておいてください。一人旅で英語が話せない人の準備は、国別の難易度と一緒にこちらで書いています。










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